良い服を作るためのこだわりの仕立て!
今日は・・・オーダーのスーツにおいて・・・!(^_-)-☆
良い服をつくるための条件を満たしてくれるこだわりの仕立てを、是非貴方
自身の目でお確かめ下さいね。 (^_-)-☆
●手づくりの技、「殺し衿」と「はしご掛け」
衿や肩などの曲線に、生地の目をいかに沿わせられるかが
「殺し衿」の技。衿元が馴染み、首筋の曲線に沿って自然
な衿に仕上がる。上下の衿を馴染ませる為に、はしごの
ようにつなぎ合わせるのが「はしご掛け」。
●手作りの妙技、「裏星」
見返し部分にたわみが生じ、全体の服の線が崩れるのを
防ぐ為に、表地と裏地が浮かないように慎重に手縫いを
していく縫製ライン。あくまでも目立たないようにそっと
裏打ちするから「裏星」といいます。
●より頑健にする「本御台場」
見返しの表地をポケットの周りにまで延長し、一枚生地のまま
切り返しをつけずに縫製していきます。
必然的にポケットの補強の役割も果たします。より多くの生地
と手間を要するからこそ価値があるのです。
●至上の配慮、「汗止め」
「汗止め」は通常、脇の付け根から裏地に付けられますが
これを脇の中まで回し込みます。
消耗度の高い部分への至上の配慮と言えるでしょう。
●細かな心配り、「D管止め」
ポケットの端の縁の部分を、直線にかがって止めず、D状にかがる
「D管止め」。半管状にして力を分散させるから強く、しかも
デザイン的な配慮もあります。使用頻度が高く消耗度の激しい
部分の補強は、細かな心くばりです。
●型くずれの味方、「肩しつけ」
初めて袖に手が通されるまで、どのくらいの時間があっても
仕上がった服が型くずれを起こさないように、しっかりとしつけ
されます。長時間ハンガーに吊られていても、決して型くずれ
しません。
以上、良い服をつくるための条件を満たしてくれるこだわりの仕立てを、是非貴方
自身の目でお確かめ下さいね。 (^_-)-☆
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