観音背裏(かんのんせうら)!
今日は・・・スーツの縫製用語の勉強ですヨ・・・!(^_-)-☆
スーツのジャケットの裏地に観音背裏という縫製用語があります・・・。(@_@;)
観音背裏とは・・・(?_?)
上着(ジャケット)の裏仕様の一つで、夏場、又は春秋の仕様で背抜き仕立の仕様の一つ。!(^^)!
半裏、または背抜き仕立てのジャケット、コート等の後身頃裏の作りの一つ。裏地の出来上がった状態が、観音扉に似ている事から付けられた名前。通常の背抜き裏仕立に比べ多少厚くなるが、裏地が2重になっておりパットを隠し込む事が出来るためパットが表地から透けて見えることがない。手間が掛かるため量産には適さないとされているが、極めて丁寧な作りで良心的であるといえる。中には、形状だけ同じにし、観音背裏の裾をパイピングや、三つ折などの始末にし、一重で作っている物もあるが、好ましい物とは言えない。(-.-)
背抜き仕立については・・・(?_?)
もともと欧米には背抜き仕立が無かったと言われているが、それは事実ではなかったようだ。植民地時代に、熱帯地方に出かける際に考案されたのではないかと推測されている。
特に四季のはっきりしている日本で、背抜き仕立が重宝されたことは分かるが、日本人の手先の器用さからこの仕立てが受け継がれたものだろう。しかし、実際的にはファブリックの中でも特に薄手の裏地一枚で保温性が大きく変ることは無い。見た目の清涼感に大きく影響する事が、主たる要因だろうとされています。!(^^)!
服選びの知識として・・・ですネ!(*^_^*)
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